ワインを知る

果物の果汁を発酵させてつくるワイン。
ワインは個性の強いお酒です。様々な個性を持つワインが世界中でつくられています。
それはブドウの品種や醸造方法、熟成期間はもとより、そのブドウを栽培している土壌や、気候、栽培方法、 果実の出来具合等によっても変化するためです。この多様なワインの個性は様々な料理に上手く合わせること で料理の味わいをいっそう引き立たせることができるのです。

 

ヴィンテージ
ワインの原料となったブドウの収穫年。ワインは熟成の概念があり、又、収穫年のブドウの出来の影響が強く出ます。
ボディ
ワインを飲んだときに感じるコク(重さ)のこと。コクの多い順にフルボディ、ミディアムボディ、ライトボディとなります。
ワインと料理
基本的には料理の格や重さ繊細さなどに合わせて同等の格や重さ繊細さを持つワインを選びます。
肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインと決め付けずに自分の好みで自由に合わせてみて美味しくなる相性を発見しましょう。
酸化防止剤
ワインの味わいを左右する成分には酸化しやすいものが多く、品質を保持するために欠かせない添加物です。
保存料
甘口ワインなどが酵母により再発酵するのを防ぐために添加されます。
テーブルワイン
日常の食卓で気軽に飲む比較的廉価なワインのこと。
スティルワイン
発泡性のないワインのこと。ナチュラルワイン。
スパークリングワイン
シャンパンなど炭酸ガスを含む発泡性ワインのこと。
フランスではヴァン・ムスー、ドイツではシャウム・ヴァイン、イタリアではスプマンテと呼ばれる。
フォーティファイドワイン
酒精強化ワイン。ワイン製造工程の途中でブランデーを加えアルコール分を高め、味わいにコクを持たせたもの。
スペインのシェリー、ポルトガルのポートやマディラ、イタリアのマルサラなどがある。
フレーバードワイン
混成ワイン。ワインに香草や薬草などを漬け込んで独特の風味をつけたもの。イタリアのベルモット、スペインのサングリアなどがある。
アペリティフ
食前酒のこと。一般的に辛口の白ワインやスパークリングワインなどが多い。
デザートワイン
食後酒のこと。一般的に甘口のワインが多い。
澱(おり)
熟成時に発生するワインに含まれる不溶性の成分のこと。
貴腐ワイン
貴腐菌(ボトリチス菌)のついたぶどうは果実中の水分が蒸発し糖度の非常に濃い果汁が残る。その果汁から造られるワインのこと。
芳醇で独特な甘味を持つ。
グラン・クリュ
クリュとはぶどうの栽培地のこと。フランスのブルゴーニュ地方で古くから名声を受けてきた特級の栽培地をグラン・クリュという。
グラン・クリュに次ぐ優良ぶどう栽培地をプルミエ・クリュという。
シャトー
フランスのボルドー地方のぶどう園のこと。
アペラシオン コントローレ
フランスA・O・C法の法定基準の審査を合格した原産地呼称統制ワイン。
シャンパーニュ方式
フランスのシャンパーニュ地方での発泡性ワインの製造方法。瓶詰めの際、少量の糖と酵母を添加して瓶内で2次発酵させ発泡させる方法。
シュール・リー
発酵後に澱(おり)を取り除かずそのまま熟成させること。
タンニン
赤ワインに多く含まれる渋味成分。
アロマとブーケ
アロマとは、原料のぶどう品種そのものがもつ特徴的な香りをいい、ブーケとは発酵や熟成の過程で醸しだされる香りのことをいう。
ブリュット
辛口のシャンパンのこと。
ボジョレー・ヌーボー
フランスのブルゴーニュ地方南部のボジョレー地区の新酒。若々しい果実味が楽しめる。毎年11月の第3木曜日が発売の解禁日となる。
クリマ
気象条件や地質など、ぶどう栽培に影響を与える条件が同じ栽培地域ごとに細分化したもの。 
レッグス
グラスを傾けて戻したときにグラスの内側を伝って流れ落ちるワインの雫の跡。ワインの脚とも呼ばれる。
藁のワイン
収穫したぶどうを2〜3ヶ月ほど藁の上や天井に吊るすなどして果実中の水分を蒸発させ、糖度を高めた果汁から造られたワインのこと。
マリアージュ
料理とワインの組合せが良く、お互いの味を引き立たせどちらも美味しくなることをマリアージュ(結婚)に例えること。
赤ワインに使われる主なブドウ品種
カベルネ・ソーヴィニヨン
フランスのボルドー地方で栽培される赤ワイン用の高級品種。 色素や酸、タンニンが多く含まれ、ワインになるとボディーのしっかりしたスパイシーな香りの長期熟成に向くワインとなる。
カベルネ・フラン
主にフランスのボルドー地方やロワール地方で栽培されるカベルネ・ソーヴィニヨンの亜変種。 カベルネ・ソーヴィニヨンに比べて色は薄く、複雑な香りをもつワインとなる。
ピノ・ノワール
フランスのブルゴーニュ地方を代表する赤ワイン用の品種 ベリー系のフルーティーな香りを持つワインとなる。シャンベルタン、ロマネ・コンティなどはこのブドウから造られる。
メルロー
フランスのボルドー地方で栽培される赤ワイン用の主要品種。 カベルネ・ソーヴィニヨンに比べて酸やタンニンが少なく、香りや味わいが柔らかなワインになる。
ガメイ
主にフランスのブルゴーニュ地方南部のボジョレー地区で栽培される赤ワイン用の品種。 新鮮なイチゴの香りをもち、軽快で爽やかなワインになる。
白ワインに使われる主なブドウ品種
シャルドネ
フランスのブルゴーニュ地方で栽培される白ワイン用の品種。黄金色でナッツのアロマと繊細な風味をもつ辛口のワインとなる。
ソーヴィニヨン・ブラン
主にフランスのボルドー地方やロワール地方で栽培される白ワイン用の品種。ハーブのような香りがあり酸味と渋みをもつワインになる。
リースリング
ドイツの代表的な白ワイン用のブドウ品種。繊細な酸味、そして豊かなアロマとブーケをあわせもったバランスの取れた上質のワインとなる。
セミヨン
フランスのボルドー地方で栽培される白ワイン用の品種。華やかな香りをもち、まろやかでクリーミーな舌触りのワインになる。
ゲヴュルツトラミーナー
主にフランスのアルザス地方やドイツで栽培される白ワイン用の品種。 スパイスのような大変個性の強い香りと独特の味わいをもつワインになる。
西洋の法律による格付け
1.フランスワイン法による格付け
A・O・C 原産地呼称統制ワイン Appellation d'Origine Controlee
A・O・V・D・Q・S 産地限定上質ワイン Appellation d'Origine Vins Delimites de Qualite Superieure
Vins de Pays 地酒  
Vins de Table テーブルワイン  

2.ドイツワイン法による格付け
Q・m・P 肩書き付き上質ワイン Qualitaswein mit Pradikat
Q・b・A 生産地限定上質ワイン Qualitaswein Bestimmter Anbaugebiete
Deutscher Landwein 地酒

 

Deutscher Tafelwein ドイツ産ぶどうのテーブルワイン

 

EWG- Tafelwein EU内産ワインをブレンドしたテーブルワイン  

3.イタリアワイン法による格付け
D・O・C・G 保証付き原産地統制名称 Denominazione di Origine Controllata e Garantita
D・O・C 原産地統制名称 Denominazione di Origine Controllata
I・G・T 地域表示付きテーブルワイン

Indicazione Geografica Tipica

Vino da Tavola テーブルワイン

 


4.スペインワイン法による格付け
D・O・C 特撰原産地呼称ワイン Denominacifn de Origen Calificada
D・O 原産地呼称ワイン Denominacifn de Origen
Vino de la Tierra 地酒

Indicazione Geografica Tipica

Vino de Mesa テーブルワイン

 



西洋の法律による格付け
1.Gran Reserva −グラン・レゼルバ−
●赤 優良年のみ 24ヶ月以上樽で熟成後、36ヶ月以上瓶内で熟成。
○白・ロゼ 優良年のみ 48ヶ月以上樽と瓶内で熟成させ、うち6ヶ月以上は樽で熟成。

2.Reserva −レゼルバ−
●赤 樽と瓶内で36ヶ月熟成、うち12ヶ月以上は樽で熟成。
○白・ロゼ 24ヶ月樽と瓶内で熟成、うち6ヶ月以上は樽で熟成。

3.Crianza −クリアンサ−
●赤 樽と瓶内で24ヶ月以上熟成。うち6ヶ月以上は樽で熟成。
○白・ロゼ 12ヶ月樽と瓶内で熟成、うち6ヶ月以上は樽で熟成。

4.Sin Crianza (Joven) −シン クリアンサ(ホーベン)−
樽熟12ヶ月以下、または全く樽熟成をしない早期瓶詰めワイン。
 
ワインの保存方法
横に寝かせて保管しコルクを乾燥させない
ワインは立てて保管しておくとコルクが乾燥して空気が入り酸化を進める恐れがありますので横に寝かせて保管します。
振動を与えない
振動を与えると熟成したワインの香味バランスが崩れるといわれています。
高温の場所に置かない
温度が高いとワインが酸化します。一般的にワインの保管に適した温度は10〜15℃湿度は約75%とされています。
冷やしすぎない
低温で保管すると酒石と呼ばれる結晶が出ることがあります。本来ワインに含まれているものですが結晶が出た分、味が変化してしまうので冷やしすぎないようにします。

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美味しく飲めるお酒の知識・用語集

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