ビールを知る

紀元前6000年頃、メソポタミア文明時代に生み出されたともいわれるビールの原型。
現在、世界で最も消費されているアルコール飲料です。
ホップの香りと苦味、炭酸ガスの爽快な喉ごしは喉の渇きを癒すのにぴったりのお酒。
日本でも平成6年の酒税法改正により全国各地で個性豊かな「地ビール」が味わえるようになりました。

 

ビールの定義(法第3条第7号)
・麦芽、ホップ、及び水を原料として発酵させたもの。 
・麦芽、ホップ、水及び米その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの。
但し、その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の十分の五をこえないものに限る。
※ 米その他の政令で定める物品とは、米、とうもろこし、こうりゃん、ばれいしょなどの副原料のこと。
麦芽
麦に吸水させて発芽させたもの。麦のデンプンはそのままの状態では酵母がアルコール発酵を行えないため、麦を発芽させることで酵素作用によりデンプンを糖分に変える。
ホップ
アサ科のつる性の多年草植物で、その雌花(毬花)がビール原料となる。ビールに特有の苦味や香り、泡立ちを与える。
副原料
日本では、米、とうもろこし、こうりゃん、ばれいしょ等がビールの副原料として認められています。
製麦
麦のデンプンを糖化させるために水に浸漬させ発芽させたもの(麦芽)を熱風で乾燥させ焙煎すること。このときの焙煎具合でビールの色と香りが変わる。
上面発酵ビール
発酵中に液面に酵母が浮き上がる上面酵母を使用して造られるビール。
下面発酵ビールよりも香味成分が多くフルーティなものが多い。エール、ヴァイツェンなど。
・ ペールエール(イギリス):バートンを代表するホップを効かせた苦味の強い褐色のビール。
・ ヴァイツェン(ドイツ バイエルン地方):小麦麦芽を使用した苦味が弱く酸味のある白く濁った淡色ビール。
・ ケルシュ(ドイツ ケルン地方):苦味が弱い琥珀色のビール。泡立ちが少ない。
・ アルト(ドイツ デュッセルドルフ):ホップを効かせた苦味の強い褐色のビール。
・ スタウト(イギリス):ローストされた麦芽で醸造された濃厚で香ばしい香りの黒ビール。
下面発酵ビール
発酵終了に近づくと酵母が沈殿する下面酵母を使用し低温で発酵させ、
発酵後に貯蔵タンクで低温で熟成(ラガー)させて造られるビール。ピルスナー、アメリカンなど。
・ ピルスナー(チェコ ):ピルゼン市が発祥のホップの効いた喉越しの爽快な淡色ビール。世界のビールの主流になっている。
・ アメリカン(アメリカ):米やとうもろこしなどの副原料を使用した苦味の少ない炭酸ガスの効いた軽快な淡色のビール。
・ メルツェン(ドイツ):ウイーン麦芽を使用したまろやかな苦味のある褐色のビール。アルコール度数高め。
・ ボック(ドイツ バイエルン地方):アルコール度数が高く濃厚でホップの香りが強いビール。
・ ミュンヘン(ドイツ ミュンヘン):ローストされた麦芽の香ばしい香りとコクが特徴の黒ビール。
自然発酵ビール
自然界に存在する野生の酵母を使用し常温で自然発酵させて造られるビール。
現存する自然発酵ビールはベルギーのランビック。
・ ランビック(ベルギー):自然酵母により発酵させる強い酸味が特徴のベルギーの伝統的なビール。
 
保存上の注意
●振動や衝撃をあたえない
ビールには炭酸ガスが飽和状態で溶け込んでいます。振動や衝撃をあたえると開栓したときに噴きこぼれたり容器が破損する危険があります。
日光にあてない
日光や紫外線に当たると日光臭という臭いが発生して品質が劣化してしまいます。極力日光に当てないようにしましょう。
高温にさらさない
温度の高いところで保管すると、酸化したり濁りが発生して品質が劣化します。

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